2008年7月21日 愛知サマーセミナー講師を務めてきました

平成20年7月19日(土)から7月21日(祝)まで「第20回愛知サマーセミナー」が愛知淑徳中学・高校を中心とした星ヶ丘エリアで開催されました。

この愛知サマーセミナーは、誰でも講師になれ、誰もが生徒になり、本当に学びたいことを学んだり、いつも疑問に思っていることをいっしょに考えたりできる「夢の学校」です。

この「夢の学校」を企画し運営しているのは主に、愛知の私学に通う高校生、そして教師、生徒の父母、それに市民を加えた四者で構成される実行委員会です。

スタッフも講師もボランティア。だから、講座の受講は原則無料となっています。

この「愛知サマーセミナー」に私も講師として講座を開設しました。

「ゲームで会社の社長を体験してみよう」

(7月21日第1限、第2限、第3限の3回開催)

私が毎月講師を務めているMG(マネジメントゲーム)を簡略化したゲームに受講者がそれぞれ企業の社長となって参加し、会社の経営をしてもらうものです。

その中で会社の基本的なしくみがわかり、利益がどうやってでるのかがわかります。

1時限、2時限、3時限とも定員の中学生、高校生に参加していただきました。

そして、参加者の方には真面目にゲームに取り組んでもらえ、楽しく講座を進めることができました。

ありがとうございました。私も若い生徒さんのエネルギーをもらいました。

また、スタッフの方々にもお世話になりました。

心より御礼申し上げます。

 

【愛知サマーセミナーウェブニュースより】

[感想]HO31 会社の社長をゲームで体験してみよう 掲載 2008年7月21日(月)

この講義の教室に入ったとたん、どっと沸いた歓声と笑顔があふれていた。そこでは中学生から高校生の男女5名が楽しそうにゲームをやっていた。それは「社長ゲーム」だ。

この授業では、米津晋次税理士事務所の米津先生が、まずは簡単な会社のしくみを教えて、その後ルーレットのような形をした、少し人生ゲームにも似ているような社長ゲームを教えてくれる。

はじめはおそるおそるやっていた子どもたち、経済用語もわからず、ルールも決して簡単ではないので、「これでいいの?」と不安そうだったが、慣れてくると「赤字や~」だとか「入札もっと高くして!」などかなり高度な経済用語も実に楽しそうに使っていた。

また、米津先生がゲーム中、適切なところでわかりやすい解説を入れてくれるので、ゲームがスムーズに進んで、楽しそうな笑顔や歓声が絶えることはなかった。

ゲームに参加しているのも、全員が全員知り合いではないはずなのに、みんな和気あいあいとしていたし、先生とも打ち解けた様子で素朴な疑問を投げかけたりしていた。

ゲーム自体は物を仕入れて売る小売業の会社を経営するといったものでルールも難しかったにも関わらず、たちまち会社経営を楽しくやってのけた。子どもたちの順応力はすごいと思った。子どもたちは笑顔を、歓声を絶やすことなく、「生きた経済学」を学んでいた。

 

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