2008年3月27日 税理士米津がメルマガ「マトリックス通信」に登場しました
株式会社アイティーエスの宇野 寛社長が発行しているメルマガ「社長のための会計学【マトリックス通信】」>2008年3月27日号で、税理士米津について触れられています。
<以下メルマガの内容です。>
【上州の牛飼い物語】
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□■ 戦略会計・DC・マトリックス会計
□■ 社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
■■ Vol.149 2008/03/27
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▼この先どうする?
分析値や指標だけで会計を考える時代は終わりました。
この先の経営を分かり易くするためには
会計に対する「考え方」がとても重要になります。
▼マトリックス通信は…
経営者の方たちにとって必要なのは「明日からの会計」です。
戦略MQ会計、ダイレクトコスティング、マトリックス会計など、
この先儲けるためには欠かせない情報をお届けします。
経理担当者の方へもぜひオススメです。(^^)
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■2006年7月、
群馬県で西順一郎先生のMGが開かれました。
会場は、ある有名企業の研修施設で建物も設備もとても立派。
その上ディナーは「フランス料理」です。
なんとも豪華なMGです。
そこにひとりの若い社長が参加しました。
会社名は有限会社ビクトリー。
事業の内容は和牛繁殖(子牛生産)業、
子牛を産ませて育てて売る「牛屋(うしや)さん」です。
■4年前に実の父親である社長が亡くなり
急遽後を継ぐことになります。
社員5名の小さな企業です。
この若い社長、
どうしたら会社をよくすることができるかを
いつも考えていました。
■やさしい会計の本、
簿記3級入門、よく分かる会計講座、、、
☆経営者としてこれから必要になるのは「会計の知識」だ。
会計が分かれば経営に役立てられる。
彼はなんとかして会計を学ぼうとします。
しかし結果は、、、どれもダメ。
どの本も数ページ読んだだけで挫折です。
物語風に書かれたものは何とか面白く読めるものの、
実務にはまったく役に立ちません。
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■2006年7月に開催された群馬MG、
主催者企業の担当者から強く誘われ、
あまり気が進まないなかで、しょうがなくの参加です。
☆もし会場で高価な壺でも買わされたら大変だ。
ポケットに2千円だけを入れて、
残りの現金やカードの入った財布は
車のダッシュボードの奥へしまい・・・ いざ会場へ。
■そうです。
この日が彼にとってまさに「運命の日」になるのです。
☆2年前、眉唾で受けた初MG。
青チップの存在と西先生の利益感度分析の説明を聞いて
電撃が走りました。
あまりの興奮に、帰りの車の中では
ブツブツとひとりごとを言いながら帰ったのを覚えています。
■「MGの材料が牛に見えた!」というくらいですから、
相当の衝撃だったのでしょう。
☆これだ! これしかない!
彼は相当衝撃を受けたようです。
MGで体験する青チップ(研究開発)、入札による販売、
設備投資と人員、資金のバランス、
そして業績を測定するマトリックス会計による決算。
この先彼がどうしてもやりたかったことが、
このゲームにすべて内臓されていたのです。
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■私が彼と初めて出会ったのは、
東京で行なわれた西先生の研修会でした。
彼はこのとき、
アマゾンで購入した西先生と私の共著、
「会計はなぜマトリックスがいいのか?」を
すでに読んでいました。
☆マトリックス会計をぜひやりたい。
自分の会社をマトリックスで見たい。
会話の中で、彼の思いが伝わってきます。
「では経理処理はどうしているんですか?」と聞くと、
今は会計事務所に全面的にお願いしている、とのこと。
■徐々に詳細を聞いていくうちに、
「今の状態では正直なところ無理かな?」という印象でした。
仮にやったとしても会計事務所の協力がなければ、
私の負担が大変です。(^^;
しかし彼は、
「勘定奉行を新たに導入してでもとにかく自分でやってみたい。」
という意気込みです。
■昨年の10月、決算申告が終了したばかりだというので、
「まずは会計事務所に協力してもらって自計化を進めよう」
と提案しました。
自計化とは企業がコンピュータ会計を導入して
独自で会計処理を行える仕組みを構築することです。
ところがその後、11月の半ばになっても
会計事務所はまったく協力してくれようとしません。
これは私の推測ですが、
「自計化を進めても事務所自身が大変になるので
これまで通り、会計事務所のペースで仕事をしたほうが、、、」
という思惑が会計事務所側にあったのかもしれません。
■さらにはMG(マネジメントゲーム)に対しても否定的で、
戦略MQ会計やマトリックス会計導入に関しても、
協力してもらえるような雰囲気ではありませんでした。
案の定、事務所側は、
「自計化するのであれば経理料の値上げします。」
といってきたのです。
それでもやりたいという彼の意思が強かったので、
11月の前橋でのセミナーの帰りに彼の会社によることにしました。
■これまでの帳簿や経理状況を見せてもらって、、、
なるほど、納得です。
このままの状態でコンピュータ化しても
ますます大変になるのは明らかです。
☆彼がここまで本気になっているのに、
事務所側は何の相談にものってくれない。
☆これまで経理処理に関する指導はまったく行なっていない。
☆でたらめな処理も多く、この状態では会社の会計情報を
この先の経営には使えそうもない。
そう思ったとき、ついに「禁句?」をいってしまったのです。
「会計事務所を変えませんか?
変えるという条件で私が協力しましょう。」
■さて、ここからが大変です。
名古屋の税理士、米津さんにその場で電話し、
状況を説明します。
経理事務を合理化してから引き継ぐことを条件に、
米津さんに決算申告業務の一切をお願いするのです。
日々の経理業務を徹底的に簡素化して、
「すぐに効果が出るような仕組みを構築する必要がある」
ことを説明します。彼も私の本気さに同意してくれます。
群馬県の企業が名古屋の会計事務所に依頼するのです。
米津さんは戦略MQ会計やマトリックス会計にも精通しています。
つまり同じ報酬であれば、
サービスの良いほうに依頼するのは当たりまえです。
■彼が一番やりたいのはもちろん「カネ儲け」です。
そのためには戦略MQ会計をやらなければなりません。
毎月の牛の原価計算はもちろん「DC(直接原価)」で行ないます。
彼は、仙台での清水氏のTOCセミナーにも参加し、
そこである発見をします。そうです。彼の会社のボトルネックです。
研究開発の成果が出るのはもうちょっと先ですが、
TOCの考え方と併せて、
この先のMQ最大化への道筋がはっきりと見えてきたのです。
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■さて今回、これまでの経過を
彼の協力を得て西研セミナー「経営技術研究会」で
発表することになりました。
☆日々の経理業務を徹底的に合理化し、月次はもちろん、
具体的な戦略や利益管理、経営計画を作成するまでの経緯、
青チップ(研究開発)が成功し、
Pアップ、Mアップ、そして
近い将来のGアップに向けての取り組み。
彼自身からの「研究開発成功秘話」などを含めての、
実践編のセミナーです。
■<< セミナーの内容 >>
・戦略MQ会計、マトリックス会計との出会い。
・これまでの決算書では経営の実態がよく分からないことを実感。
顧問の税理士に相談するが相手にしてもらえず。
・研究開発成功。Pアップ実現秘話。
・税務署提出のためだけのFC(全部原価)、
はたして子牛の原価はいくら?
・餌代はVかFか?
・TOCを学びボトルネックは「XX」だった。
・いまの設備(制約条件)で稼ぎ出せる最大MQは。
・勘定奉行導入に際して帳簿体系を徹底簡素化。
・税理士を変えるまでの経緯。など、、、
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■ではあらためて「セミナーのご案内」をご覧ください。
このセミナーは、株式会社西研究所が毎年1回開催するもので
MGで学んできた内容を実践にどのように活用していくかを
セミナーを通して考える2日間です。
MG未経験者であってももちろん大丈夫。
株式会社西研究所は、あのMGとMQ会計、マトリックス会計を発明した
西順一郎先生の会社です。
旅費交通費を払ってでも絶対お得なセミナーです。(^^)
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◇◆ 西研セミナー【経営技術研究会】のご案内 ◆◇
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【 初日:TOCセミナー 】
●初日の講師は、新潟ソフトパワー研究所所長、清水信博氏です。
清水氏のTOC(制約条件の理論)研究は成功事例も増えて、
最近では面白いようにGの出る会社や、残業も減って
社員の笑顔が目立つようになりました。
今回も最新のTOC理論が学べます。
●製造業や建設業における「原価計算」は、会計と密接な関係があります。
正しい原価計算を行なうためには、
それこそ「正しい会計ル―ル」に基づいていなければなりません。
ただし、これはもちろん「FC(全部原価)」の話です。
●原価低減やコスト削減といった「コスト」の根底にあるのが
FC(全部原価)による「原価計算」であり、
実は「制度会計上で成り立っている」のです。
●TOCセミナ―を受けると
『原価を下げることと利益を上げることの間には
相関関係はまったく無い。』
ということが分かります。
●儲かってなおかつ現金が増えると製造原価が高くなるんです。
不思議でしょう。これがゲ―ムを通して実感できるのですから
面白いですよ。
●「コスト(原価)」の概念をちょっと変えるだけで
リ―ドタイムが短縮し、MQ獲得のスピ―ドが速くなって、、、
業種に関係なくどなたにもお勧めです。
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【 2日目:成功事例で学ぶ『戦略MQ会計・DC・マトリックス会計』】
●群馬県で西順一郎先生のMGが開催されたとき
ひとりの青年が参加しました。
会社名は有限会社ビクトリー。
事業の内容は和牛繁殖(子牛生産)業、
子牛を産ませて育てて売る「牛屋(うしや)さん」です。
●4年前に実の父親である社長が亡くなり
急遽後を継ぐことになります。
社員5名の小さな企業です。
●この若い社長、
どうしたら会社をよくすることができるかを
いつも考えていました。
●2006年7月に開催された群馬でのMG、
そして「運命の日」がやってきたのです。
☆2年前、眉唾で受けた初MG。
青チップの存在と西先生の利益感度分析の説明を聞いて
電撃が走りました。
あまりの興奮に、帰りの車の中では
ブツブツとひとりごとを言いながら帰ったのを覚えています。
●「MGの材料が牛に見えた!」というくらいですから、
相当の衝撃だったのでしょう。
彼の名前は
☆有限会社ビクトリー 代表取締役 根岸拓哉(29歳)
●その後MGを実際の経営に実践し、
ついには研究開発成功に至るまでの経緯を、
ご本人、根岸拓哉さんの話も含めての実践編セミナーです。
●会計がまったく分からなかったこの青年社長が、
☆このままではいかん!
と一大決心をして自力で簿記を学びはじめ、
そして徹底的に経理事務を合理化した話や、
ようやく自社をマトリックス会計で見られるようになった話など、
ぜひ、皆さんに聞いていただきたいと思います。
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■中小企業の経営者の方々にとって必要なのは
「明日からの会計」です。
☆明日からどうなる?!
☆この先どうする!
そのためには会計に対する考え方を変える、
とても良いチャンスです。
そしてその解決策が「TOC」であり「戦略MQ会計」なのです。
昨年に引き続き、今回の企画もまさに
☆一粒で2度おいしい!
セミナ―です。ぜひご参加ください。
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◆日時:2008年5月24日・25日(土・日)
1日目 朝10時開始~交流会を含め21時終了
2日目 朝 9時30分~16時30分終了
◆会場:品川区民会館「きゅりあん」4F~5F会議室
品川区東大井5-18-11 TEL:03-5479-4100
http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/
◆最寄り駅:JR京浜東北線 大井町駅下車、東へ徒歩1分
※案内図はお申込後にお送りいたします。
◆受講料:\49,800-(税込)
◆定員:定員は25名です。
昨年は早い段階で定員に達してしまいました。
先着順ですので参加ご希望の方はお早めにお申込みください。
◆携行品:鉛筆(ボールペンはダメ)・消しゴム・電卓(大きめのもの)
◆講師:[TOCセミナー]
新潟・株式会社ソフトパワー研究所 所長 清水信博氏
[成功事例で学ぶ『戦略MQ会計・DC・マトリックス会計』]
山形・株式会社アイティーエス 代表 宇野 寛氏
群馬・有限会社ビクトリー 代表 根岸拓哉氏
[まとめ]西順一郎先生
◆お問合せ・お申込みはこちらまで・・・先着25名です。
株式会社西研究所
〒140-0011 東京都品川区東大井5-23-16-407
TEL:03-3450-7085 FAX:03-3450-7086
◆ホームページからのお申込みはこちらから↓
http://www.its-mx.co.jp/mxkaikei/a9_3B.php
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※【 マトリックス通信 】バックナンバーのご案内
http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/backnumber2.php
▼ご意見、ご感想をドシドシお寄せください。次回もお楽しみに。
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【発行元】株式会社アイティーエス http://www.its-mx.co.jp/
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改変せずにご利用ください。
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